不登校と「わがまま」
2026/05/16
不登校状態にある子どもは…、はたして「わがまま」なのか。
もし「わがまま」であるとするなら…、
そもそも「わがまま」だから不登校になったのか、それとも不登校になって以降に「わがまま」になったのか。
答えは後者であることが多い。
しかも、不登校状態になって以降に、わがままになったということであるならば、それは明るい兆しでもあると言える。
不登校状態にある児童・生徒は、そうなるまでの間にかなり自己を抑圧してきた傾向がある。
自己を抑圧し、その抑圧がピークに達した時、彼らは「不登校」を選ぶ。
つまり、彼らは「良い子」である場合が多い。
そんな「良い子」が不登校となり、まずは親を慌てさせる。周囲を混乱させる。
そんな大人たちの状況をみて、彼らは「まずいことになった…」と頭を抱える。「取り返しがつかない…」と大いに混乱する。
だから一時的な「うつ」状態になる。引きこもりにもなる。そして親は、さらなる困惑の中に沈み込む。
しかし、彼ら(不登校児童・生徒)の人格が変わったわけではない。ただ「心を閉ざしている」だけだ。
よって、何らかのきっかけで「閉ざされた心」から解放されたら、彼らはみるみるうちに明るくなる。
というか、本来の自分を取り戻すワケだ。
で、「あれがしたい」「それはしたくない」…、などと自分で自分の領分を決める。
この状態を翻訳すれば、「あれはできる」けれども「それはできない」となる。
「勉強はしたい」けど「学校には行けない」、または「友達とは会いたい」けど「先生には会いたくない」となるワケだ。
これを世間は「わがまま」という。
けれども、その「わがまま」から始めなければ、自分を保ち、次のステージに行くことはできない。
だから彼らの「わがまま」は、不登校状態という「目には見えない大きな壁」を乗りこえるための「通過儀礼」であるとも言える。
それでも彼らの「わがまま」が許せないと感じる御仁もいよう。
しかしその程度の「わがまま」なら、特段に困る大人も少ないであろう。
困るとしたら親か先生だ。
つまり、親や先生は、子どもの「わがまま」が顕著になってきたら、それは「自立への明るい兆し」であると割り切った方がいい(と思う)。
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